踏み出す勇気

      私のこれからの人生の扉


このドアの先にはどんな世界が広がっているのだろうか


     


       ワクワク感半分 


    

       ドキドキ感半分



この二つが混ざり愛 ひとつの物が出来上がる


         そう


      レッドアイのように


    あの琥珀色の弾けるビール


 まっ赤に染まる 情熱のトマトジュース


    この二つが交じりあったとき


     透明感のある赤に変わる


私は私の空想の部屋でそのレッドアイを一気に流し込んだ


     薄!うす!うっすぅ~!



ごめんなさい レッドアイをこよなく愛する人


       私は別々がええ


      ビールはビールだけ


  トマトジュースはトマトジュースだけ



例え二日酔いにわ!と言われても二日酔いならトマトジュースだけ飲む!


     迎え酒ならビールを飲む!


      とにかくわける!



     




     

       え~閑話休題




この扉のドアをノックする どうぞと高い声が聞こえる 私は「失礼します」とドアノブに手をかけた 一瞬瞼を閉じた そう神に祈ったのだ



   善き扉でありますように…と

   


   ドアが開くと同時に目を開けた


    「いらっしゃあい!」と


       文枝師匠?


      何故?なんで?


師匠がたっているその横には まみちゃんもいる


 「すいません 部屋を間違えました では」

 

   と深々と頭を下げ退出しようとした


    すると「ぢょっどまぢなざい」


 と舌足らずの声の まみちゃんが言った


   私は振り返りまみちゃんに言った


「ごめんなさい 新婚じゃないので しかもパートナーもいないし…」と目には涙を浮かべ   まみちゃんの瞳をみた


「ぢがうばよ あだたは ブログのぜがいにぎだのでしょ?」とまみちゃん



  これ舌足らずちがう!鼻詰まりの人やん


    まみちゃん すいません


 あなたを小バカにしているのではありません


  ファンです 少しだけ ちょこっとだけ…


   あ、あとでサイン ぐだざい!


  

  

    またもや脱線 んこらしょっ!


      はい もとどおり


「え? そうです ブログをどんなものが    やってみようかなと…」


   と もじもじ しながら答えた



    「周りを見なはれ」と師匠


  「ま、真っ白な壁と床があるだけ…」


      と首を傾げた


   「あんた ようわかったな!」


  いやいやいや みたままですやん!


  てか目が飛び出るほど驚くか?フツー


「そう これはあんたに捧げるキャンバスなんや これで思う存分かきなはれ!」



「あのう お言葉なのですが 私は絵を描きに来たわけでは…」


  「あほいいな! 絵筆と鉛筆の違いや!」


続けて「わいは 絵画を小説やと思とる 絵の中で物語ができとる! 文章を書く小説なども
心んなかで情景が見えるやろ 絵なんや!…」



 【なにを 熱く語っとんにゃ?このおっさん】


    と心の中で関西弁で突っ込んだ



 「すまんすまん ついつい熱く語ってもたわ
わいはまだまだあかんの 芸人たるものちょいちょい 笑いを交えなあかんのに…」と師匠は落ち込んでいる



ビックリした~ 心の中を読まれたのかとおもた


 「つ、つまり絵も小説も同じなんですね」



     「しょ~ゆ~こと!」


それ さんまさんのやつやん!完全にパクっとる



「さあこの部屋を自由に使てや この筆でこのキャンバスを文字で埋め尽くすんや!一つの絵にするんや!さあ この筆を持った瞬間あんたも
アーテストの仲間入りや!」とまた懲りずに熱く語っている  



    横でまみちゃんも頷いてる


   なにこれ?解決したって表情は


   私が悩んでる人みたいになっている 


       まあ いいや


 「ほな そ~  しょ~ゆ~ことでわしらこの辺でおいとまします」と開け放しのドアを締め二人とも退出した…



      その締められたドアには



    新婚さん  いらっしゃあい



        と書いてあった…




     なんか なんか なんなん!?




  ってことで ブログ  やってみます


   皆さんよろしくお願いいたします